僕の整骨院が保険の取り扱いをやめた理由

当院が保険の取り扱いをやめて丸2年が過ぎました。

 

たま~に以前保険施術をしていた時の患者さんが見えられて、

「えっ、保険やめたの?」

と驚かれ、

「なんでやめたの?」

と質問をされ、

「改めて来ます。」

と言われ帰られます。

 

そういえば保険をやめた理由を

ブログに書いたことがなかったので

今回改めて書いてみます。

 

理由はいろいろあるのですが、

いくつか挙げてみますと、

1・保険で扱える症状には限りがあり、

自分の提供したい治療が満足にできない

2・保険施術での報酬は単価が低く、

どうしても施術が短時間になるので

自分が納得できる施術が提供できない

3・自分の治療に自信を持っており、

保険を使わなくても患者さんは

来てくれると思ったから

4・保険を取り扱うことにメリットを感じなくなった

 

整骨院の保険ってややこしいんです。

保険を使える場合は

急性期のケガ・亜急性のケガ

に限られるんですが

 

☆ 急性期のケガとは、

階段を上っていて足首をひねってねん挫した

とか

スポーツで急に走ったため肉離れを起こして負傷した

など明確に〇〇をして痛めた

というのが急性期のケガ

(患者さん、術者ともに負傷原因・負傷日を把握できる)

 

☆ 亜急性のケガというのは、

繰り返される軽度の外力により、

やがて痛みを起こしてしまったもの

と、いうもの。

 

☆ 慢性期というのは、

長年の肩こり、長年の腰痛、変形による膝痛

などのこと。

 

近年、

上記の中で

亜急性のケガ

について保険の取り扱いを疑問視する声が

上がるようになりました。

 

保険が取り扱えるのは、

急性期のケガと亜急性期のケガのみ

なのですが、

保険証を使用する場合は、

明確な負傷日、負傷原因が必要になるんです。

 

急性期のケガなら痛めた日や原因が明確なのですが、

亜急性期は原因や負傷日を特定するのが難しいんです。

原因や負傷日が明確でないものに対しては、

ものすごく保険の審査が厳しくなりました。

 

で、今まで大目に見てくれていた

「亜急性のケガの保険取り扱い」

を締め付けてきた、というわけです。

3割負担の方を例にすると、

窓口でいただく料金が3割分。

残り7割分は加入している保険者に請求します。

しかし保険者に請求しても支払われない

ケースが多くなってきました。

支払われない場合は再請求になるのですが、

ものすごい手間なんです。

そんなことに時間を取られるのもイヤなので、

じゃあ、やめちゃえ~

ってなったんです。

自分のやりたいようにやりたいから整骨院を開いたのに、

保険という枠組みの中では、

不自由すぎて窮屈すぎて。

 

保険の取り扱いをやめることには、

家族からの反対もあったし、

今まで来てくれていた患者さんからの

厳しい意見もいただきました。

多くの方が当院から離れていったのも事実です。

 

そのかわり、本当に当院の治療に価値を

感じていただいている患者さんは

保険の取り扱いをやめた後も

当院を選んでくださっています。

 

保険の取り扱いをやめて離れていった方は、

「近くて安いだけ」

で選んでくれただけだったのを身をもって知りました。

 

保険の取り扱いをやめて3年目。

保険の取り扱いをしていた時よりも、

遠方からの患者さんも増えました。

今は本当に充実しています(^^)