3月1日、今日は福島県の県立高校の卒業式が行われました。
今から3年前に県立田島高校と県立南会津高校の統合が行われ、旧田島高校は新制南会津高校となり、これまでの南会津高校は南郷校舎となって今年の卒業生を最後に新入生の受け入れを止め、今日最後の卒業生16人の卒業式と南会津高校南郷校舎の閉校舎式が在校生がいない中で行われました。

私は誰よりもこの高校に対して恩義があります。
訳あって高校3年の2学期に南会津高校へ転校してきて、半年間だけ通学させていただきました。
男子高の勉強メインの高校から共学高でバイク通学が認められている自由な校風への転校は衝撃的かつ新鮮、刺激的であり、短い時間ではありましたが有意義な高校生活を謳歌させていただきました。
2つの対照的な高校を多感な時期に過ごすことができたことは、現在の人間関係も含めて私の大きな財産となっています。
南会津高校、どうもありがとうございました<( _ _ )>

福島県教育委員会がろくな話し合いも無いまま、地域から高校が無くなってしまうことがどれほど大きな意味があることなのかの検証もしない中で南会津高校の閉校を一方的に決めてしまいました💢
その後に行われた数度の説明会でも地域の想いには全く聞く耳を持ち合わせていませんでした。
今日の閉校舎式の中での南会津町長、同窓会長の挨拶、卒業生代表の言葉を出席されていた県の教育長はどのような思いで聞いていたたのだろう。
最後の校歌斉唱ではいろんな想いが駆け巡り、不覚にも涙が出てしまいました💧💧💧
入学式も卒業式にも出ていなかったので閉校舎式では思いを込めて校歌を歌おうと決めていました。
できれば甲子園の金足農業高校野球部のように全身全霊で力いっぱい歌いたかった・・・。


南会津高校最後の卒業生16名に『幸多かれ』と6,628人分の1の先輩OBとして願わずにはいられませんでした。
君たちの未来はこれからだ!頑張れ!

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