「好きな作家は誰ですか？」と聞かれたら、迷うことなく「田渕義雄さんです！」と即答します。
エコロジストで自然派作家の田渕さんの生き方、考え方が大好きなんです。
30年以上前にたまたま買った「寒山（かんざん）の森から」が田渕さんを知るきっかけでした。
「寒山（かんざん）の森から」のあとがきにはこう書かれています。
『自然のなかに身を置かなくても平気で生きていける人がいるように、そうでない者もいる･･･｡
この本は、そうでない側の男が、都会から山へ移動し、そこで自分の心と肉体が感じたままのことを四季折々に綴ったノートであり、また山や森や川と心を通わせるためのフィールド・ガイドでもあります。』
田渕さんは東京生まれですが、八ヶ岳の麓の標高1,400ｍの高山に家を建て移住したいわば「Iターン者」です。四季折々の自然の中で感性豊かに発信させるメッセージと生き方に憧れていたファンは多いと思います。
田渕さんの全スタイル「森暮らしの家」は私のバイブルともいえます。
ソローの『森の生活』に憧れた田渕さんの生き方は凄くカッコいいです。憧れます。
田渕さんは2020年1月30日に残念ながら永眠されてしまいましたが、亡くなる直前まで「きみがいなければ生きていけない」のエッセイを月に2回発信されていました。
毎回、楽しみにしていましたが残念です。合掌
私も田渕氏さんのように自然の中で四季を感じながら、さりげなくセンス良く生きたいなぁ！！
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