2月29日に生まれて

生活

明日は2月29日、4年に1回の「閏年(うるうどし)」です。
地球は太陽の周りを365.2422日で1周しているようです。
0.2422×4年=0,9688日で4年に1度、1年を366日として、残りの0.0312日(1-0.9688)は400で割れる年を「閏年(うるうどし)」としないことで地球の自転を計算して調整しているようです。だから2000年は「うるう年」ではありませんでした。
このことを16世紀後半に発見した天文学も、それを取り入れた政治も凄いなぁと思います。
歴史上には賢い人がいたんだなぁと尊敬します。

ずーと昔の話。
高校に入学した最初の英語の授業。
英語で自己紹介をさせられました。
私は「My name is~」みたいな簡単な自己紹介でしたけど、
私の斜め後ろにいた帰国子女だという彼は流暢な英語で話しはじめました。
英語の先生には超うけていましたけど、私は何を言っているのか全く理解できませんでした💧

授業が終わって彼にどういう意味のことを話したのかを尋ねました。
「僕の誕生日は2月29日なので4年に1回しか誕生日がありません。だから僕はまだ3歳の赤ちゃんなので、皆さんいろいろ優しく教えてくだい」という感じかなと言って爽やかに笑いました。
田舎の中学校から進学した私には世の中には凄い奴がいるもんだなと悟った瞬間でした。
今考えるとドロップアウトしたきっかけだったかもしれません😥

季節や時節は人間が穏やかに安全に安定して暮らすための必要な知恵だったのかなと思います。
閏年(うるうどし)」もそんな人間が生み出した努力の結晶だったのかもしれません。
今、自然や人の結びつきがテクノノジーや人口知能(AI)など科学力に押されて、ないがしろにされているような気がしているのは昭和生まれの私だけでしょうか?

どうやら「伊佐美」のお湯割り飲み過ぎたようです。
明日は4年に1回の2月29日、悔いのないように過ごしたいものです。

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