第100回箱根駅伝😥

駅伝

2月に入って箱根駅伝のことを書くことに抵抗があります。
私は熱狂的な大学駅伝ファンであり、駒澤大学陸上競技部を40年に渡り応援している筋金入りのマニアなんです。

第100回の記念すべき箱根駅伝は我が駒澤大学が優勝し、2年連続三冠(出雲大学駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の制覇)の達成を目指していましたし、私もそれが実現できると信じていました。
その夢がもろくも砕けてしまい箱根駅伝から1ケ月が経過してもまだショックから立ち直れていないのです💧

駒澤大学の優勝を確信はしていましが、警戒すべきは青山学院大学の箱根駅伝における「突っ込んで入って、そのまま最後まで走りきる」という想定外の走りを正直恐れていたところもありました。

1月2日、駒澤の1区は篠原倖太朗くん(3年)でした。私の予想は白鳥哲太くん(4年)だったので、藤田監督は1区から独走して他校に影を踏ませない作戦にきたかと思いました。篠原くんは区間賞でしたので、まあまあ想定内の走りではあったと思いますが、彼の実力からしたら国士館大学の留学生をペースメーカーにしないで「マイペースで独走して欲しかったな」という印象です。

2区はキャプテン鈴木芽吹くん(4年)想定どおりです。彼しかいないでしょう。
少し力んで突っ込んだ印象がありましたが、後半やはり少し伸び悩みました。11月25日の八王子ロングディスタンスでガチの1万メートル走った影響があったのかと思います。最後、青山学院の黒田朝日くん(2年)にタイム差を詰められてしました。黒田くん強いなぁ。芽吹くんも良い走りで記録も素晴らしかったけど、それ以上に黒田くんが素晴らしかった。アッパレです。

3区は佐藤圭汰くん(2年)も篠原くん、芽吹くん同様に11月25日の八王子ロングディスタンス1万メートルを走り、日本人学生歴代2位の27分28秒で走った学生長距離界ではトップランクに君臨する存在です。ちなみに2区を走った芽吹くんは日本人学生歴代3位の27分30秒、1区を走った篠原くんは歴代5位の27分38秒で走っています。11月の下旬にガチで1万mを走ったことで箱根駅伝へのピーキングがずれてしまったのかなと思いました。
箱根駅伝だけでなく、トラック、ロードと世界や自己記録更新を目指しているところが駒澤の魅力でもあると思いますが、一般のファンは「箱根駅伝だけに傾倒しろよ」と思われている方が大半でしょうね。
圭汰くんは高校から世代トップを走り、大学駅伝でも無類の強さを誇りましたが初の20km以上の距離(昨年の箱根は体調不良で走っていません)と恐れていた青山学院太田蒼生くん(3年)の想定外の爆走があり、初めて抜かれてしました。圭汰くんにとっては相当ショックだったと思います。
太田くん凄いなあ。いったい何があったんだという印象でした。それでも4秒差で耐えたのは圭汰くんの意地でしょう。

4区は山川拓馬くん(2年)全日本大学駅伝で一番距離の長い8区アンカーを走って区間賞、今年も昨年同様5区山登りを予想していましたが、ここに彼を配置したのなら、すぐに4秒差を追いついて差を広げるだろうと思われましたが、青学との差は広がる一方でした。山川くん調子悪いみたい。寒さに弱い山川くんにはミゾレ交じりの冷たい雨は不運でもありました。
全日本大学駅伝の8区を走った選手は駒大山川くん、中大阿部陽樹くん(3年)、国学院伊地知賢造くん(4年)はいずれも不調、青学田中悠登くん(3年)は出走することができませんでした。やはり相当なダメージを負うのでしょう。特に中大、国学院、青学は最後までデットヒートを繰り広げていましたから・・・。
青学佐藤一世くん(4年)は高校生の時から強いランナーでしたが、ここから青学得意の先頭効果を発揮して独走状態になりつつありました。テレビの中継車を見ながら走る青学は本当に強いです😲

5区山登りは金子伊吹くん(4年)は2年生の時も山登りで好走したので、4年になった今回も爆走はなくてもそこそこ走るだろうなと思っていました。区間3位、頑張りました。ただ、青学の若林宏樹くん(3年)は先頭効果でスイスイと山を登ってその差は2分38秒差で往路を終えました。
厳しいタイム差にはなりましたが、明日の山下り6区は抜群の山下り適正のある帰山侑大くん(2年)なので、その差を縮めるとこができればその後の安原太陽くん、赤星雄斗くん、花尾恭輔くんの4年生で逆転もあるかなと期待をしていました。

1月3日、往路山下り6区、帰山侑大くん(2年)、12月2日の日体大記録会5,000mで13分37秒を記録してスピードもついて、山下り適正も抜群ということを聞いていたので、その走りを期待していました。だけど青学との差は広がる一方でした。ここで終戦になってしまいました💧
初めての箱根駅伝、タイム差を詰めなくてはというプレッシャー、12月に5,000mをガチで走ったピーキングのズレがあったのかもしれません😢

私はその後、集落の新年会があったのでがっかりしながら箱根駅伝から離れました。
家に帰ってきてからも録画をスキップしながら1回観ただけです。

ともあれ駒澤大学陸上競技部は箱根駅伝が終わった1月4日から始動しています。
今年1年間、引き続き熱く応援していきたいと思います。

「頑張れ!駒澤大学」


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